ごあいさつ

わんぱくクリニック院長 呉屋良信
 わんぱくクリニックは、平成9年5月8日に開設いたしました。質の高い地域医療を目指し、地域に根差した地道な診療をこつこつと続けてまいりました。

 平成25年8月に現在の地に移転し、病児保育室かぎ『わんぱくルーム』とレスパイト(重度障がい児デイケア)『なかゆくい』を開設いたしました。
残念ながら、レスパイト『なかゆくい』は諸事情により、令和1年6月30日をもって閉所いたしましたが、代わって令和1年8月から第2・第4土曜日の午後、幼児を中心に発達相談外来を開設いたしました。当クリニックでは、20カ所以上の幼稚園・保育園の嘱託医としてかかわっており、2,500人以上の幼児の健康を管理しております。その中で、幼児の発達相談が困窮し親も子も円の保育士さん達も、行き場を探していることに気づかされました。近年の児童精神科の報告によれば、早期の医療的介入で、子どもさんたちの心の発達は飛躍的に伸びることが分かってきました。そこで、当クリニックで発達相談外来を開設することを決意いたしました。発達相談を必要とするお子様達にも軽傷から重症まであり、軽傷は出来るだけ当クリニックでの完結を目指し、重症は速やかに高次の専門機関へつなげるつもりです。

 わんぱくクリニックの今日までの歩みは、地域の皆様の支えによるものと、心より感謝申し上げます。これからも、地域のお子様方の健康の保持・増進にお役に立てるよう、職員一同全力で励みますので、皆様方の変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。