わんぱくクリニック
診察日
※毎月第1・第3土曜日午後 予約制 発達専門外来
※毎月第2・第4土曜日午後 予約制(予防接種・健診)
●休診日 日曜・祝祭日・土曜午後
診療時間 9:00~12:00 一般診療
13:00~14:00 予防接種
14:30~18:00一般診療
小児科 アレルギー性疾患
気管支喘息 アトピー性皮膚炎
小児の感染症一般
わんぱくクリニック予防接種
予防接種(ワクチン)はなぜ必要ですか?
「ワクチンで防げる病気」をVPD(Vaccine Preventable Diseases)と呼びます。
1.Vaccine = ワクチン
2.Preventable = 防げる
3.Diseases = 病気
「子どもは風邪を引いて免疫を付けるのが当たり前、ワクチンなんて身体に悪そうだし、自然感染が一番だよ。」なんておっしゃる保護者の方に時々遭遇します。たしかに、一般の風邪なら自然感染による免疫獲得が、最も望ましいです。
でも、ちょっと待ってください。
日本において公費で行なっているワクチンは、全て命に関わる病気の予防接種です。
1796年にジェンナー博士が、当時不治の病だった「天然痘(痘瘡)」のワクチン(種痘)を開発し、我が子に接種してその効果を世に知らしめました。その後世界33カ国に天然痘は常在し、発生数は年間約2,000万人、死亡数は年間400万人と推計されていました。1958年、『世界天然痘根絶計画』がWHO総会で可決されると、世界中が一致協力して予防接種を遂行し、瞬く間に「天然痘(痘瘡)」は封じ込められ、1980年5月、WHOは『天然痘の世界根絶宣言』を行いました。
30年前の日本では麻疹(はしか)の流行が繰り返され、その度に新聞・TVで大騒ぎとなり、予防接種を急ぐよう報道されていました。遡ること60年前には麻疹は罹患する(かかる)のが当たり前で、かかって生き延びた子どもだけが生きる権利を有する「命定めの病」などと言われていました。沖縄県は残念ながら全国と比較して公費ワクチンの接種率が低く、いつも全国に先駆けて流行していました。1998年~約1年間に2,034人が発症し、8人の乳幼児が亡くなっています!《0歳4人、1歳4人》
この様に、流行したときに急いでワクチンを受けようと考えずに、平素から我が子の命に関わる病気の予防と捉えて、適切な時期でのワクチン接種をお考えください。
当クリニックでは、以下のワクチンをそろえておりますので、ワクチンご希望の皆様は電話でのご予約をお願いします。ワクチンについてのご質問にも、担当看護師がお答えいたしますので、どうぞご相談ください。